乾燥肌なのにニキビができるのはなぜ?

乾燥肌は、角質層の水分量は10%未満、皮脂量も不足しがちなタイプです。
肌の新陳代謝も鈍いという特徴があります。
そして、血行がよくないため、顔色が悪かったり、くすみがある人も多いようです。
また、外部からの刺激に弱く、かゆみを感じたり、粉をふいたように見えることもあります。

乾燥肌の原因は主に3つあります。
まず、皮脂量の低下により、肌を保護する皮脂膜が充分形成できないこと。
そのため水分の蒸発を防ぐことができず、乾燥につながるのです。
皮脂量は、女性の場合20代でピークを迎え、以後は減少していきます。
特に目のまわりや口元は皮脂腺が少ないため、乾燥が目立ちやすくなります。

次に、天然保湿成分(NMF)の低下が挙げられます。
NMFは、角質細胞内に存在し、水分を保持する性質を持っています。
この働かきにより、水分が一定に保たれるのです。
ただ、NMFは、加齢や紫外線、睡眠不足などで低下してしまいます。

最後は、角質細胞間脂質の減少です。
この角質細胞間脂質は、セラミドが大部分を占め、その名のとおり角質細胞の間を埋めています。
他の脂質とセラミドがラメラ構造(立体構造)を形成し、高い保水力を持っています。
この角質細胞間脂質が減少すると、角質細胞がすき間だらけになり、肌のバリア機能が損なわれるのです。

ニキビにはなりにくい印象を与える乾燥肌ですが、決してそのようなことはありません。
水分が不足して乾燥した角質層は、硬く肥厚化しやすくなります。
同時に毛穴も細くなってしまい、皮脂の排出がスムーズにできなくなります。
そのため、少量の皮脂でも毛穴詰まりを起こしてしまうのです。
そうなると、ニキビができやすくなります。なので、肌質に関係はありません。

乾燥肌には何といっても水分補給が必須です。
セラミド配合などの保水力の高い化粧水を使うのがよいでしょう。
化粧水をつけるときは、ハンドプレスがオススメです。
少量ずつ、繰り返し押し込み、水分の層を作るようなイメージで、手のひらが吸いつくくらいを目安にしてください。

また、皮脂が足りないからと、油分の高いクリームなどを使うのは避けた方がいいでしょう。
肌の水分量が整ってくると、皮脂も正常に分泌されるようになります。

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