サリチル酸配合の化粧品がよい?

グリチルリチン酸ジカリウム同様、ニキビケアといえば定番のように配合されている成分です。
どのようによいのかご存知ですか?

「ケミカルピーリング」という美肌法があります。
酸などを使って表皮や角質、真皮までも化学的に溶かして、皮膚の再生を促す方法です。
ニキビやニキビ跡(色素沈着やクレーター肌など)の治療にも有効とされています。

このケミカルピーリングに使われる薬剤の中で一般的なのが、フルーツ酸とも呼ばれるAHA(アルファヒドロキシ酸)。
サリチル酸は、そのAHAと並んでよく使われる成分です。
特にマクロゴールという基剤と合わせたサリチル酸マクロゴールは、刺激が少なく効果が高いことで知られています。

角質同士の結合をゆるめて除去しやすくする効果があるため、
ピーリングだけでなく拭きとり化粧水などの角質ケアにも使われています。
ニキビの原因となる毛穴の皮脂づまりは、ターンオーバーがうまくいかず、
角質が肥厚化してしまうことからも起こりやすくなります。
余分な角質を除去することは、大切なニキビケアのひとつであることを考えると納得ですね。

サリチル酸はアルコールや脂に溶けやすく、皮膚に近い性質を持っています。
そのため、大人のニキビケアには向いていると言われます。
角質をやわらかくし、角栓を溶かして除去する他に、殺菌作用があるので、アクネ菌の繁殖を防いでくれます。

最近では、手作り化粧品の原料として10%程度に希釈したサリチル酸溶液が販売されています。
化粧水やクリームを作ったりできますが、市販の化粧品には混ぜないようにしましょう。
用法・容量を厳守することが必要です。
化粧品に配合する場合は、上限0.2%と規制されている成分でもあるのです。

そして、大手国内化粧品メーカーが開発した「4MSK(4-メトキシサリチル酸カリシウム塩)」
という成分が最近注目されています。
これはメラニンの生成を抑え、且つ排出を促す効果で、シミやソバカスを防ぐという新しい美白成分。
サリチル酸の誘導体なのです。
ニキビ跡の色素沈着にも効果が期待できそうですね。

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