ファンデーションのいらない肌にするには

ファンデーションは肌の欠点やトラブルを隠して、美しくしてくれる優秀なメイクアイテムです。
ただ、いくらファンデーションで綺麗になれたとしても、やっぱりファンデーションは必要のない美しい素肌が理想です。
そのためには、スキンケアが重要ですが、そもそもファンデーションのいらない肌を目指している方は、適切なスキンケアをしっかり行っているものですよね。
それなのにファンデーションを使う必要がある、ということは、ファンデーションが肌に負担をかけてしまっている可能性があります。

ファンデーションはあらゆる化学物質が使われているので、肌には負担になります。
一般的には朝お化粧をしたら夜まで落とさないので、1日の半分以上もの間、肌はずっと負担をかけ続けられているのです。
これでは、どんなに丁寧にスキンケアをしても、有効成分がたっぷり入った基礎化粧品を使っていても、その効果はダメージを受けた肌を修復するぐらいの効果しかありません。
そのためスキンケアをしていても、現状維持ぐらいの効果しか得られないのですね。

つまり、ファンデーションのいらない肌にするには、ノーファンデにしてしまうのが一番の方法になります。
ファンデーションを使わなければ、メイクやメイク落としによる負担をかけなくて済むので、スキンケアの効果が活かされます。
と言っても、仕事などでノーファンデは難しいという方もいるでしょう。
そういった場合は、ファンデーション代わりになるパウダーを利用してカバーするといいですね。
ファンデーションを使わなくなれば、肌が本来持っている治癒力も活性化されるので、ファンデーションいらずの肌になることができます。

食生活は大丈夫?

「生活習慣を見直す」の中でも、食生活は特に重要です。
健康な体であればこそ、外から美容液や化粧品で与える美肌成分が効果を発揮します。

 

タンパク質

人間の体を構成・維持するためには、さまざまな栄養素をバランスよく摂ることが必要です。
特に、美肌づくりに必要なのが良質なタンパク質。
脂質、炭水化物と並んで、三大栄養素と呼ばれるタンパク質は、
筋肉や皮膚、爪、髪など体のあらゆる部分に欠かせません。

肌のハリや弾力のもととなるコラーゲンやエラスチンもタンパク質の一種なのです。
タンパク質は肉や魚、大豆、卵などに豊富に含まれていますが、
ダイエット目的で肉を絶ったり、逆に肉ばかりの偏った食事をする人がいます。

タンパク質が不足すれば、爪がもろくなったり髪がパサついたりするだけでなく、
肌がカサついたりシワっぽくなったりと、お肌の状態にも影響が出てきます。
また、摂りすぎると皮脂分泌が活発になりすぎて、
脂っぽくなり、ニキビにも当然よくありません。

 

サプリ

「肌にいい成分を配合」したサプリメントやドリンク剤も数多く販売されていますが、
やはり食べ物から摂るのが吸収率の点ではいちばんです。
「体にいいものは肌にもよい」ということを覚えておいてください。
美肌に効果があると言われる食べ物は、大豆、鳥皮、牛すじ、豚足、うなぎなど。
これらは、タンパク質、特にコラーゲンが豊富です。

 

ビタミンC

不規則な生活で不足しがちなのがビタミンC。
言わずと知れた美容には不可欠の栄養素ですね。
このビタミンCは、コラーゲンの生成を助ける働きがあります。
野菜や果物に多く含まれていますが、加熱に弱いので、なるべく生食するか、
加熱する場合は最後に入れるなどしましょう。

ビタミンEと一緒に摂ると、抗酸化作用があります。
ビタミンEそのものも、老化に効果があると言われています。
積極的に摂るとよいでしょう。

食事を変えても、すぐには効果が表れるものではありませんが
正しい食生活とスキンケアを続けていけば、必ず肌は応えてくれます。
今食べているものが5年先、10年先の自分の体と肌を作るのです。
そう考えると、「ちょっと気をつけてみようかな…」という気持ちになりますよね。

 

リラックスできる時間を

ストレス解消のため、と言っても、しょっちゅう遊びに行ったり
お金のかかることをするわけにもいきませんよね。
「ストレス解消しなきゃ」が、逆にストレスになってしまっては、元も子もありません。

ストレスがたまっているとき、人の体は余分な力が入ったり、緊張したりしているものです。
リラックスして、心身の緊張をほぐすことができれば、ストレス解消にもつながります。
わざわざ出かけなくてもできる、ちょっとしたリラックス法を探してみてはどうでしょうか。

 

「リラックス」とは、

緊張の対極。
体がほぐれている状態を表します。
つまり、完全な脱力ではなく、余分な力が入っていないこと。
転じて気分がゆったりとして寛いでいる状態を言います。

リラックスといえば、まず半身浴やマッサージを思いつく人も多いのではないでしょうか。
これはちゃんと根拠のあることです。
半身浴やマッサージで血流がよくなると、体温が上がります。
その結果、副交感神が刺激され、リラックス効果を得られるのです。

 

セラピー

アロマテラピー、カラーセラピーなど、「なんだか癒されそう」な
さまざまな「○○セラピー」が増えていますね。
セラピーとは「療法」、つまり治療法を意味します。
医学的な治療でなく、自然のものを使って健康状態を改善するというものです。
「癒し」に近く、リラックス法とは異なります。

しかし、セラピーを受けることで、緊張がほぐれたり気分がよくなるのであれば
効果があると言えるでしょう。
自律訓練法という、自己催眠法を元にしたリラックス法もあります。
こちらは、身につけるまでに少し時間がかかります。

 

その他

音楽・映像・呼吸法など、巷にはいろいろなリラックス法が紹介されています。
自分がもっともリラックスできる方法を見つけるのも楽しそうですね。

ストレス解消法同様、リラックス方法も人それぞれですが、
「自分はこれでリラックスできる」というものが一つあると、気分的にも楽になれます。
そのための時間が楽しみになるでしょう。

 

ニキビ対策には正しい洗顔が第一

「ニキビには洗顔が第一!」
昔から言われてきた、ニキビ対策の基本です。
現代でも、特に10代の思春期ニキビには有効です。
大人ニキビの場合は、ただ洗顔の回数を増やせばいいわけではありません。

 

「正しい洗顔が第一」が正解です。

正しい洗顔のポイントは「泡で洗う」「ぬるま湯で洗う」の2つ。
「なんだそんなこと?」と思うかもしれませんが、意外にできていない人が多いのです。
また、洗顔の前には必ず手を洗いましょう。
手が汚れていては、洗顔料が泡立ちにくくなります。

 

「泡で洗う」について

洗顔料を泡立てて洗うことは知っていても、実際にどのくらい泡立てていますか?
朝の忙しい時間帯などは、適当にすませてしまっているのではないでしょうか。
目安は、片手の手のひら一杯。
手を逆さにしても落ちないくらいの、きめ細かなしっかりした泡が理想的です。
洗顔ネットを使うと、短時間で充分な泡がつくれます。

この泡を顔にのせて、マッサージするように洗うのですが、
このとき、手のひらと顔の間に泡のクッションがあるようにします。
(直接指が肌に触れることのないように)
「泡で洗う」ことで、細かい泡が毛穴に入り込んで汚れを掻きだしてくれるのです。

長時間洗う必要はありません。
泡を顔全体にのせて、1分ほどで充分です。

 

ぬるま湯を使う

洗い流すときは、人肌程度のぬるま湯を使います。
熱すぎると、必要な皮脂まで取れてしまいますからね。
手でなく、ぬるま湯ですすぐように洗い流し、泡が切れたら冷水に切り替えます。
髪の生え際やフェイスラインなども、泡が残らないように気をつけて下さいね。

この部分に石鹸成分が残ると、ニキビの原因になることがあります。
充分すすいだら、清潔なタオルで押さえるようにして水気を取りましょう。
ゴシゴシ拭いてはいけませんよ。
正しい洗顔をすれば、皮脂がとれすぎることはありませんが、
乾燥が気になる人は、朝の洗顔はぬるま湯だけにしてもよいでしょう。

 

種類別ニキビ対策

ニキビの種類は、大きく分けて4つ挙げられます。

皮脂が角質やホコリと混じって、角栓(コメド)を形成し、毛穴を詰まらせてしまうことから起こります。
詰まった毛穴の中にさらに皮脂がたまってプツッとしたふくらみができるのが、ニキビの初期段階です。
毛穴が閉じていて、全体が白っぽく見えるものを白ニキビ。
先端が開いていて、皮脂が酸化して黒くなっているものを黒ニキビといいます。

実はこの段階なら、適切なケアをすれば、ほぼ跡を残すことなく完治します。
最近は、面皰圧子という器具を使ってニキビの芯(角栓)を押し出す方法もあるようですが、
無理に潰したり、消毒やその後のケアをきちんとしないとかえって悪化します。
安易にやらない方がよいでしょう。
ニキビケア専用の化粧品なら、こうした初期のニキビに効果があるようです。

詰まった皮脂を餌にアクネ菌が増殖して、炎症が起こった状態が「赤ニキビ」。
ニキビは硬く大きくなり、触ると痛みを感じるようになります。
これにさらに雑菌が加わって、炎症が進むと化膿して「黄色ニキビ」になります。
膿のたまった小結節を形成し、それが集まって膿胞を作ることもあります。

こうなってしまうと、皮膚科で治療を受けなければ治りません。
そればかりか、ニキビの周囲の肌まで破壊されたり、
肌の深部にある真皮がダメージを受けてしまいます。
真皮は、肌のハリや弾力のもとであるエラスチンやコラーゲンを生成する場所です。
ここがダメージを受けると、健康な肌ができにくくなります。

このため、ニキビ自体が治ったあとも、赤みや色素沈着が残ったり、
肌にデコボコの跡が残る「クレーター肌」になってしまうのです。
こうしたニキビ跡の治療は、美容外科やエステでできますが、費用と時間がかかります。
なにより、精神的な苦痛が大きいでしょう。

とにかく、ニキビを悪化させないためには早め早めの対策が有効です。
白ニキビや黒ニキビのうちに、毛穴詰まりを解消しましょう。
日頃から洗顔・保湿といった基本的なケアをしっかり行い、毛穴を詰まらせないようにするのが一番。
できてしまったニキビには、適切な処置が必要なのです。

 

ニキビの種類

ニキビは、炎症性の皮膚疾患の一つです。
中でも、顔や胸、背にできるものを特に尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)といいます。

性別・年代を問わず発生しますが、思春期の男性によく見られます。
一定の年齢をこえてできたものは、ニキビでなく吹き出物と言われますが、
最近は「大人ニキビ」という言い方が一般的です。

思春期のニキビと大人ニキビは、治療法が異なります。
というのも、発生の原因が違うからなのです。
思春期ニキビの原因は、ほとんどの場合第二次性徴に伴うホルモンバランスの崩れにあります。 
男性ホルモンにより、皮脂分泌が過剰となり、毛穴が詰まってニキビとなります。

このため、思春期ニキビは10代の男性に多いのですが、
ホルモンバランスが安定してくると軽快することがほとんどです。
ニキビができている時期に正しいケアをすることでその後の肌質も変わってきます。
「一時的なものだから」と放置したりしないようにしましょう。

大人ニキビはさまざまな原因が組み合わさって起こるもので、別名を「ストレスニキビ」ともいいます。
何か一つを取り除けば治るというわけでもないので、あれこれ試して試行錯誤する人も多いでしょう。

基本のケアは、どちらも洗顔・保湿をきちんとすること、生活習慣や食事を見直すことです。
特に10代の思春期ニキビ世代は、食欲旺盛な時期であることや、
友達同士のコミュニケーションの手段として、普段の食事以外にも手軽なファーストフードやスナック菓子、
甘いものを摂る機会が多いことでしょう。
20代30代は、「ドカ食い」よりも不規則になりがちな点に注意です。
いずれの場合も、野菜不足になりがちなので、積極的に摂るようにしましょう。

ニキビには新陳代謝を促すビタミンB2や、抵抗力を高めるビタミンB6、
色素沈着を防ぐ美肌成分ビタミンCなどが効果的と言われています。
本来、栄養を摂るのは食べ物からが理想的で吸収もよいのですが、
ビタミンに限ってはサプリメントが効率的です。

また、ティーツリーオイルやアロエベラなど、ニキビに効くと言われる民間療法もありますが
素人がむやみに使うのは避けた方がいいでしょう。
特に、アロマ精油は扱いが難しいものもあります。
ちゃんと知識のある人にアドバイスを受けてくださいね。

正しいスキンケアとは

スキンケアには二つの目的があります。
まず、汚れを落とし、水分と油分を補って肌のバリア機能を正常に保つこと。
これによって、外部の刺激から肌が守られ、トラブルを起こしにくくなります。

もう一つは、「なりたい肌をつくる」ことです。美白やアンチエイジングがこれに当たります。
基本的なケアの他に、目的に沿った効果を持つ機能性化粧品をプラスして、自分の理想の肌に近づけていくのです。

どちらの目的のためにも必要なのは、自分の肌を知ることです。
せっかく高機能化粧品を使ってお手入れをしても、自分の肌質に合っていないのでは効果は期待できません。
それどころか、かえって肌が荒れてしまったり、ニキビができたりというトラブルを招きかねないのです。

肌診断は、化粧品店やデパートの化粧品カウンターで受けられます。
皮脂量や水分量の測定、肌のハリやキメなどもチェックすることができます。
肌質は、おおむね普通肌・脂性肌・乾燥肌・混合肌(乾燥型脂性肌)の4つのタイプに分かれます。
それぞれ特性があり、注意すべき点も異なります。
この肌タイプに合った化粧品を使うことが、正しいスキンケアの第一歩と言えます。

自分の肌質が分かったら、目的別に基礎化粧品を選びます。
このとき、化粧品の成分に関する知識も必要です。
どのような成分が使われていて、それが肌にどんな作用や効能があるのかを理解していれば、
「なんとなく」「よくわからないけどよさそうだから」というあいまいな理由で化粧品を選ぶこともなくなるでしょう。

また、使い方も大切です。
化粧水は少量ずつ、肌に押し込むようになじませていくことや、コットンでこすったりしないよう、
自分の肌を丁寧に扱うことを心がけてください。
こうしたシンプルなケアが、肌質に合った化粧品でできれば、高価な化粧品を使わなくても肌の健康を保つことができます。
特に、ニキビなど、トラブルを抱えている肌にはこういった基本的なケアを徹底して、肌環境を整えることが重要なのです。
機能性化粧品を使ったスペシャルケアをするのは、それからです。

 

生活習慣の見直しも大切

毎日仕事が忙しくて、帰宅は深夜。食事は適当に済ませ、入浴する気力もなく、メイクをしたまま寝てしまう…。
あるいは、家事と育児に追われ、朝から晩まで休む暇もない。
家族の中でいちばん早く起きるのに、寝るのは最後…。
20代から30代の女性なら、心当たりがある、または「私の生活、まさにこれ!」という人もいるのではないでしょうか。

このような生活が毎日続いたら、美容だけでなく健康にも影響が出てきて当然ですよね。
睡眠不足や偏った食生活、不規則な生活習慣は、自律神経の乱れにつながります。
皮脂分泌が過剰になり、ニキビができやすくなったり、正常なターンオーバーが妨げられてシワやたるみ、シミの原因となります。
こうした肌のトラブルを解消するために、サプリメントや高価な美容液を使っても、体の内部が健康でなければ、効果は期待できません。

最近は、美肌のもとであるコラーゲンやヒアルロン酸、コエンザイムQ10などを配合したドリンク剤もたくさんあります。
しかし、お肌のゴールデンタイムと言われる午後10時から深夜2時までを意識すること(睡眠をとること)や、
ビタミンCを一緒に取ることで効果が上がると言われており、決してこれだけを飲めばいいわけでもないのです。

睡眠時間は最低でも6時間は欲しいところですが、確保が難しい場合は、質のよい睡眠を取ることを心がけてください。
そのためには、寝る前にアルコールやカフェインを摂取したり食事をするのは避けましょう。
パソコンやスマホの画面を見るのも、脳が刺激されて寝つきが悪くなります。
食生活については、いろいろな食材を摂ることが理想ですが、コンビニ弁当で済まさざるを得ないときもあるでしょう。
そんな場合も、なるべく野菜のおかずがたくさん入ったものを選んだり、別にサラダを買うなどして、栄養のバランスを考えてください。

生活習慣をいきなり変えることは、なかなか難しいことです。
それがストレスになってしまわないように、毎日少しずつ、できることから始めてみてくださいね。

ストレスを上手に解消するには

世は「癒し」ブーム。
「癒す」とは、体や心の傷を治す、悩みや不満を解消するのがもともとの意味です。
でも、現代では「日々のストレスを解消し、明日からの活力を得る」といったところでしょうか。

全国各地で毎週のように「癒し」イベントが催され、多くの来場者でにぎわいます。
それだけストレスを感じ、癒されたいと思う人がたくさんいるということですね。

ストレスとは、本来人間に備わっている自己防衛反応、またはその状態を引き起こす要因を言います。
これは、環境の変化や心身の危機的状況に対応するための大切な機能の一つです。
適度のストレスは、高揚感やモチベーションアップをもたらし、有益な面もあると言えるでしょう。

しかし、長期間にわたってストレスを受け続けると、今度は悪い影響が出てきます。
過度のストレスは、自律神経の乱れや抵抗力の低下を招きます。
疲労感、頭痛、動機や胃腸の不調などの肉体的なものや、不眠、食欲不振、気分が晴れない、
イライラなどの精神的なもの、ストレスからくる様々な症状は、このために起こるのです。

もちろん肌荒れやニキビも、ストレスが原因で起こることがしばしばあります。
重要なのは、ストレスイコールニキビなのではなく、ストレスによる健康状態の乱れが結果的にニキビをつくるということです。

このやっかいなストレスを解消するにはどうしたらいいのでしょう?
「ストレス解消」と言われて、どんなことを思いつきますか?
最近はアロマテラピーやヒーリングミュージックなど、香りや音でリラックスする方法に人気がありますが、実は何でもいいのです。

エステに行く、カラオケで歌いまくる、温泉に入る、ひたすら眠る…など、
自分が「心地よい」「リラックスできる」と感じることなら、充分ストレスを解消する効果はあります。
いろいろなことを試して、自分なりのストレス解消法を探してみるのもいいかもしれませんね。

ただし、二日酔いになるほどお酒を飲むとか、甘いものを食べまくるなどは控えた方がいいでしょう。
あとから「やってしまった…」と後悔するようなことになると、ストレス解消のはずが新たなストレスを生む結果になってしまいます。