ストレスがニキビを作る?

すっかり日常的に使われる言葉として定着した、「ストレス」。

もともとは「物体に圧力を加えることで生じる歪み」を意味する物理学用語です。
最近では心や体のバランスが崩れた状態や、その原因となる外的・内的刺激を表すのに使われることが多くなっています。

現代は「ストレス社会」。
性別や年代に関係なく、何らかのストレスを感じている人がほとんどではないでしょうか。
特に、20代から30代にかけての女性は、結婚や妊娠出産のために生活環境がガラリと変わったり、
仕事が忙しくて生活が乱れがちになったりと、ストレスを蓄積しやすい世代です。
うまく発散することができればいいのですが、ためこみすぎてある日突然爆発したり、体や心に深刻な影響が出ることもあります。

このストレスの産物として代表的な症状の一つが、ニキビです。
ストレスニキビは「大人ニキビ」とも言われています。
思春期にできるものとは性質が異なるため、治りにくい、いまいましい存在です。
でも、このストレスニキビ、実は
人間の体に備わった、自己防衛本能の結果であると言われたらどうでしょう?
驚きですよね。

人間の脳は、継続的にストレスを感じると、対抗するために副腎皮質ホルモンを分泌します。
このとき、同時に分泌される男性ホルモンの働きにより、皮脂量が増加。
男性ホルモンは角質を肥厚化させるため、毛穴がつまりやすくなります。

結果、ニキビができやすくなってしまうのですが、
ストレスの原因となるものを取り除かないと、根本的な治療にはなりません。
薬を使って一時的によくなったとしても、同じ場所に繰り返しできる、という状態になりやすいのです。

確かに厄介なものですが、これは自分の体をストレスから守ろうとして起こる自衛作用です。
治りにくいニキビができるということは、体や心がストレスを受けて弱っているサインだと思ってください。
自分の生活習慣や食生活を見直したり、ストレス解消法を探してみたりするきっかけになるかもしれませんよ。

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