紫外線を避けましょう

今や一年を通じて紫外線対策は常識です。
紫外線量がもっとも多いのは春から夏ですが、
冬でも天気の良い日ならば真夏の約30%の紫外線量があるといわれています。

太陽から降り注ぐ光は、さまざまな恩恵を地球に与えてくれます。
その構成は、目に見える可視光線と熱を感じる赤外線、そして目に見えず熱も感じない紫外線です。
この紫外線は、全体の5~6%に過ぎませんが、波長が短くエネルギーが大きいため、人体や物質に影響を及ぼします。
代表的なのが日焼けや、殺菌・消毒効果。
もちろんよいことばかりではありません。
ニキビだけでなく、肌そのもののために注意するべきことがたくさんあります。

紫外線は、その波長の長さで3種類に分けられます。
長い順にA波、B波、C波といいますが、このうち人体に直接関係してくるのはA波とB波です。
もっとも波長の短い紫外線C波は、いちばん危険な紫外線でもあるのですが、
オゾン層でほとんど吸収され、地表には届きません。

しかし、近年オゾン層の破壊が進んでいることが確認されていますので、影響が心配されます。
紫外線A波(UV-A)は、3種類の中でもっとも波長の長い紫外線です。
肌の真皮まで届いてダメージを与えます。

真皮は、表皮のいちばん下の基底層にあり、新しい皮膚細胞を作っています。
ここが傷つくことにより、肌の潤いや弾力性が失われ、シワやたるみの原因となります。
真皮のターンオーバーには通常5年から6年かかるため、「将来の肌のためにUVケアを」と言われるのです。
肌を黒くする紫外線で、室内にいても窓ガラスを通過するので注意が必要です。

紫外線B波(UV-B)は、表皮に届き、肌に炎症を起こさせ(肌を赤くする)、シミやそばかすだけでなく、
活性酸素を作り出します。
「体のサビ」と呼ばれる活性酸素は、皮膚細胞内の遺伝子を傷つけ、老化や病気の原因になると言われています。
紫外線や日光による消毒・殺菌作用はこのためなのですが、人体には決してよいとは言えません。
室内であれば窓ガラスで吸収されます。

最近では、天気予報でも紫外線量の予測があったりしますね。
ピークの時間帯には外出を避ける、日焼け止めや帽子、手袋、日傘などのUVケアグッズを使って、
しっかり対策をしましょう。

ファンデーションランキング40歳
40歳の方に、今人気のファンデは?

ニキビになりやすい食事とは?

思い出してみてください。

焼き肉をたくさん食べた翌日。
ストレス解消と称し、スイーツバイキングで生クリームたっぷりのケーキをお腹一杯食べた時。
なんとなく、肌が脂っぽいと感じたことはありませんか?

 

肉類

肉や乳製品を摂りすぎると、過剰に皮脂が分泌されます。
その結果、毛穴が開き気味になり、汚れがたまって詰まりやすくなってしまいます。
この皮脂を餌にして繁殖するのが、ニキビの原因の一つといわれるアクネ菌です。
アクネ菌は、普段から人間の皮膚に存在する常在菌ですが、
増えすぎると、詰まった毛穴の中で炎症を起こします。
特に赤ニキビを作るといわれているのです。

だからといって、肉や乳製品を絶てばいいというわけでもありません。
人間の体を構成するのに必要な三大栄養素のひとつであるたんぱく質は、
肉や乳製品に多く含まれています。
特に、牛すじや豚足、鶏の手羽などには、美肌成分であるコラーゲンも豊富。
適量をバランスよく摂ることは、ニキビ対策だけでなく、体の健康を保つために必要です。

 

ナッツ類

肌によくない食べ物として挙げられるナッツ類。
実は栄養価が高く、特に良質な植物性たんぱく質や食物繊維が豊富。
体内で生成できない不飽和脂肪酸も含まれています。
ナッツ類そのものは、むしろ美容・健康によい食べ物と言えるでしょう。

よくないといわれるのは、カロリーが高く、少量で摂りすぎになってしまうことや
加工されているナッツ類に使用されている塩分や油分のことなのです。
チョコレートも同様です。
良質なカカオを使ったものは栄養価が高いのですが、
お菓子として市販されているものは、糖分が多いため、控えめにした方がよいでしょう。

炭水化物は、三大栄養素のひとつであり、重要なエネルギー源です。
でも、やはり摂りすぎるとニキビにはよくないといわれています。
体内で分解されて糖分から脂分へと変わる際に、余剰分が皮脂として分泌されるからです。

特定の食べ物の「摂りすぎ・摂らなさすぎ」は、肌だけでなく体全体の健康に関わってきます。
焼き肉をたくさん食べるときは、野菜も合わせて摂るなど、バランスを考えることが大切です。

寝不足はやはり美容の大敵

睡眠不足は、ニキビだけでなく肌の健康にもよくありません。
最近は仕事や遊びに忙しく、「ナポレオン睡眠(4時間しか眠らない)が普通」
という人もいるようです。
本人が翌日に疲れが残らず、すっきり起きられるのならいいかもしれませんが、
美容の面から見るとやはり問題ありでしょう。

新しい皮膚をつくるターンオーバーは、実は眠っている間に行われます。
「美肌は夜作られる」というキャッチコピーがありましたが、まさにその通りなのです。

 

シンデレラ・タイム

「シンデレラタイム」という言葉を耳にしたことはありますか?
夜10時から深夜2時までのことをいい、
この時間帯に肌の再生(ターンオーバー)を促す成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは眠っているときにしか分泌されません。
それも、完全にリラックスした深い睡眠状態のときにもっとも活発になると言われています。

昼間起きているときはもちろんですが、寝たり起きたりの細切れ睡眠や、
4時間以下の短時間睡眠ではあまり期待できません。
ではどのくらい眠ればいいのかというと、最低でも6時間。
できれば7時間は欲しいところです。

 

寝だめ

日頃の睡眠不足解消のための、休日の「寝だめ」はやめた方がいいでしょう。
昼間に眠ることで、かえって夜眠れなくなっては元も子もありません。
大切なのは、生活のサイクルを安定させることです。
不規則な生活習慣は、自律神経やホルモンバランスが乱れる原因ともなります。

「あまり眠ってないと、翌朝顔が脂でギトギト」
そんな話を聞いたことはありませんか?
睡眠不足による自律神経の乱れのせいで、皮脂分泌が過剰になることもありうるのです。

ターンオーバーがうまくいかないと、表皮に老廃物がたまり、
角質層が厚くなることは、これまで説明してきたとおりです。
こうして見ると、ニキビのできる原因はさまざまですが
毛穴が詰まって角栓を作り、炎症を起こしてニキビとなる過程は、
おおむね同じだとわかりますね。

飲酒・喫煙、やはりニキビによくない?

「スモーカーズフェイス」と言う言葉をご存知ですか?

習慣的に喫煙している人には、「肌にハリがなくなり」「シワが増える」
「法令線が目立つようになる」など、外見に共通した特徴が表れます。
女性にとっては決してありがたくない現象ですよね。

 

タバコ

タバコを吸う人と吸わない人では、5年以上も老化のスピードが違うといわれるくらいです。
こうした症状の多くは、タバコを吸うことによる血行不良から起こります。
タバコに含まれるニコチンは、依存性があるだけでなく、血管を収縮させます。
そうなると当然、血流が低下。栄養が行き届かなくなったり、体温の低下を招きます。
冷え性の人には喫煙者が多いといわれるのも、そのせいかもしれませんね。

さらに、女性ホルモンの分泌にも影響を与えます。
肌のハリや保湿力のもととなる女性ホルモンが減少すれば、
当然「肌が荒れ」たり「シワ」ができやすくなります。

「ニコチンはビタミンCを破壊する」ということもよく知られています。
血行を阻害する上に、ビタミンCにも影響を与えるとなれば、
タバコはまさに「百害あって一利なし」の美容の大敵です。

 

アルコール

では、飲酒はどうでしょうか。
最近はお酒を楽しむ女性が増えました。
赤ワインに含まれるポリフェノールが美容と健康によいと、ここ数年ブームです。
また、日本酒や焼酎も相変わらず人気があります。

仲間とワイワイ飲むお酒は、コミュニケーションツールの役割も持ち、ストレス解消にグッド。
適量の飲酒は、精神を高揚させ、緊張を和らげてくれますからね。
香りも楽しめるお酒であれば、アロマ効果も期待できるでしょう。

飲みすぎると皮脂分泌が活発になってしまいますが、
血行が良くなるという副産物もあるので、肌のためにはよいこともあります。
ただし、酔って帰宅して、メイクも落とさずそのまま寝てしまう、
なんてことのないようにしてくださいね。

お酒とタバコはワンセットになりがちですが、
これは美容だけでなく、健康にもよくないので気をつけましょう。

毛穴とニキビの深い関係

最近のコスメ業界は、「毛穴ケア」「毛穴レスの肌へ!」など、
毛穴の悩みに応える商品を前面に押し出しています。
磁器のようなスベスベ肌は、女性のあこがれですよね。
そのために、毛穴の構造について見てみましょう。

 

毛穴

毛穴とは、その名のとおり体毛の生えている狭小の孔です。
いくつかの種類があります。

皮脂を分泌するものを脂腺性毛包といい、
毛穴の開きや黒ずみ、ニキビなどのトラブルが起きやすい部分です。
髪の毛の生える終末性毛包に比べ、脂腺性毛胞は毛穴が大きくて、皮脂腺が発達。
生えてくる毛は、細く短いために皮脂がたまりやすいという特徴があります。
また、毛穴上部にある毛漏斗部は、角質が厚くなりやすいため、さらに皮脂の排出を妨げます。

 

コメド

このようなもともとの条件に加えて、ターンオーバーがスムーズに行われないと、
本来どんどん剥がれおちていくべき古い角質が、たまって厚くなっていきます。
皮脂とこの角質が混ざり合ってできた角栓(コメド)は、毛穴にフタをしてしまい
さらに皮脂詰まりをひどくさせてしまうのです。

毛穴がふさがってしまうと、分泌された皮脂は行き場を失って、内部にたまり、面皰となります。
盛り上がって白くみえる面皰を白ニキビ。
先端が開き、酸化して黒くなったものを黒ニキビといいます。
この段階で適切な処置をすれば、ほとんどの場合跡を残さずに治すことができます。

また、角栓は毛穴を広げる原因にもなります。
一度できてしまうとどんどん硬く大きくなり、除去が困難になってきます。
早めのケアが必要です。

 

ケア

はがすタイプのシートパックは、あまりお勧めできません。
刺激が強すぎるだけでなく、必要な皮脂や角質まで除去してしまうことで、
かえって皮脂分泌が活発になったり、炎症を起こす原因となったりするからです。

それだけでなく、無理やり角栓を取ってしまうと、毛穴が開きっぱなしになって
「細菌が入りやすくなる」「皮脂がたまりやすくなる」などのデメリットも考えられます。
まずは適切な洗顔と、保湿を心がけましょう。

毛穴の開きや黒ずみの原因は、過剰な皮脂分泌とターンオーバーの乱れによるところが大きく、
解消するには、まず「洗顔」と「保湿」、ということができます。
こうして見ると、毛穴ケアとニキビケアはイコールということがわかりますね。

コメドはニキビの前段階

小鼻や頬に特に目立つ白いポツポツ…洗顔だけではとれない、目ざわりな角栓(コメド)。
角栓のできるしくみや原因については、これまで説明してきたとおりです。
角栓を作らないようにすることが、美肌作り・ニキビ対策の第一歩。
ここでは、角栓についてもう少し詳しく見てみましょう。

「イチゴ鼻」ってご存知ですか?

特に皮脂分泌の活発な男性がなりやすいのですが、
鼻の毛穴に詰まった皮脂が酸化して、黒くなった状態を「イチゴ鼻」と言います。
鼻は顔の中でももっとも毛穴の多い部分です。

その分毛穴づまりも起こりやすく、こうなってしまうと、見た目が悪いだけではありません。
押し広げられた毛穴は、角栓を取り去っても元に戻らず、鼻が穴だらけになってしまうこともあるのです。
開ききった毛穴は、当然新たに皮脂がたまりやすいだけでなく、外部からの刺激も受けやすくなります。

また、毛穴がふさがってしまうと、内部で皮脂がたまりやすくなる、
ニキビができやすくなることも忘れてはいけません。
角栓も、皮脂の状態によって白ニキビ、黒ニキビと呼ばれる、立派なニキビの前段階です。

コメドを隠す

こうした角栓をカバーしようとして、ファンデーションやコンシーラーを厚塗りするのは逆効果。
角栓は毛穴に皮脂が詰まることでできるのです。
その上から化粧品をつけてしまうと、ますます角栓が大きく、目立つようになってしまいます。
イチゴの表面に、コンデンスミルクをつけたところを想像して見てください。
イチゴのツブツブが余計はっきりわかりますよね?

コメドのケア

できてしまった角栓を放っておくと、どんどん硬く大きくなり、取れにくくなります。
まずは、毛穴に皮脂を詰まらせないよう、日頃のケアをしっかりすべきです。
できてしまったら速やかに除去しましょう。

手軽に角栓が取れるということで、シートパックは根強い人気があります。
でも、肌へのダメージを考えるとあまりお勧めできません。
使うのは10日に1度くらいにしましょう。

パック

塗って洗い流すタイプのパックは、刺激が少ないので日常使いに向いています。
毛穴の周りに圧をかけて角栓を押し出すスティックは、毛穴を充分開かせてから使いましょう。
くれぐれも力をいれすぎないように!

最近は、角栓ケアに特化した化粧品も数多く出ています。
チェックしてみるのもいいですよ。

狭小の孔肌を老けさせる活性酸素

紫外線は避けるべき、UVケアは一年を通じて怠らないこと…
と、紫外線の害とその対策については、誰でも知っていますね。

昔は、日光浴をするのは体に良いと言われ、夏でも外で遊んで、
真っ黒に日焼けすることは健康の証とされたものですが、今やまったく逆のことが言われています。
オゾンホールの影響が深刻な南半球では、子どものUVケアが義務付けられ、
紫外線量の多い時間帯は外出が控えるのが当たり前となっています。

紫外線が肌に及ぼす害はいろいろありますが、最近特に注目されているのが「活性酸素をつくりだす」ことです。
活性酸素は、肌の衰えだけでなく、生活習慣病や、もの忘れ、関節の痛み、白内障などの
老化現象の原因といわれ、研究の対象となっています。
「体のサビ」と呼ばれ、紫外線の他に、食生活や喫煙が発生を促進すると言われています。

人間は、当然酸素がないと生きていけません。
また、体内で食べ物をエネルギーに変換する際にも、重要な役割を果たします。
そんな、人体に不可欠な物質である「酸素」が、ちょっと変化しただけで毒性を持つ「活性酸素」になってしまうのですが、
その原因の一つが紫外線なのです。
波長の短い紫外線B波(UV-B)は、皮膚細胞内のDNAにダメージを与えます。
しかし、A波B波関係なく、紫外線の刺激によってもっとも有害と言われる活性酸素、ヒドロキシラジカルが
大量に生成させると言われています。
このヒドロキシラジカルは、コラーゲンを破壊するため、肌の弾力やハリが失われてシワやたるみを引き起こすのです。

では、ニキビへの影響はどうでしょうか。
毛穴に詰まった皮脂と角質が混ざったものが酸化して、角栓(コメド)を作ります。
このとき、酸化を起こさせるのが活性酸素です。
ただ皮脂が詰まっただけではニキビにはなりません。
酸化によって遊離脂肪酸や過酸化脂質といった、悪い脂分を餌としてアクネ菌が増殖してニキビを作るのです。
アクネ菌はポルフィリンという毒素を排出。周りの皮膚を傷つけたり、再生機能を低下させたりします。

ビタミンCやEは、強力な抗酸化作用を持っています。
外的要因を避けるとともに、こうした栄養素を食べ物から摂取して、「サビない体」を作りましょう!

アクネ菌は悪者?

ニキビができる原因のひとつであるアクネ菌。
ニキビ用化粧品や治療薬のCMでは、アクネ菌を除去することでニキビを治す、と謳っていますが
実は、アクネ菌は皮膚の常在菌のひとつなのです。
毛包の根元の部分に存在し、皮膚を弱酸性に保つ働きがあり、外部からの最近の侵入や繁殖を防いでいます。

このアクネ菌は、皮脂を好み、酸素を嫌うという性質を持っています。
日頃は肌の健康のために大切な役割を果たしているのですが、ひとたび毛穴が詰まってしまうとその性質が悪い方に働きます。
皮脂と角質が混ざり合った角栓(コメド)が毛穴をふさいでしまうと、皮脂は出口を失って毛穴の中にたまっていきます。
アクネ菌は皮脂を餌にしてどんどん増えていき、遊離脂肪酸という腐った脂をつくりだし、これが炎症を起こして赤ニキビとなるのです。
ですが、アクネ菌を除去すればニキビが治るというわけでもありません。
アクネ菌は、正常な状態であればむしろ肌に必要なもの。
アクネ菌だけがニキビの原因ではないのです。

ニキビ対策として注意すべきは、アクネ菌の増殖を防ぐこと、餌となる皮脂のコントロールです。
食生活の偏りは、質の悪い脂のもととなりますので、あわせて見直すことも必要です。
アクネ菌対策と言えば、もっとも効果的なのはやはり洗顔で清潔を保つことですが、
ただ皮脂をとればよいというものではありません。
皮脂をとりすぎてしまうと、乾燥から守るためにかえって皮脂分泌が活発になってしまいます。

洗い過ぎも注意が必要です。
洗いすぎで皮膚のバリア機能が損なわれ、肌荒れや炎症、化膿を引き起こすこともあるのです。
また、角栓を除去しようとしてゴシゴシ洗ったり、スクラブ入りの洗顔料を使ったりすると、皮膚を傷つける恐れがあります。
すでにニキビができているなら、なおのこと刺激を与えないようなケアをするべきです。
特に、肌の弱い人にはニキビ用の殺菌作用がある石鹸もお勧めできません。

ある程度の皮脂は肌の保護のために必要です。
洗顔後、顔がつっぱるようであれば皮脂の取りすぎと言えるでしょう。
アクネ菌をやみくもに悪者扱いするのではなく、正常な肌環境を保つようなケアを心がけましょう。

余計なモノは溜めこまない!「便秘」

肌の角質層もそうですが、本来排除されるべきものがたまっていると、美容や健康によくないのはよく知られています。
体によけいな水分がたまると「むくみ」になり、脂肪がたまれば「肥満」。
そうならないためにも、いらないものは速やかに流してしまいたいものです。

特に、世の中の女性の多くが悩んでいるのが「便秘」。
最近は、大人だけでなく子どもや、中には赤ちゃんのころから便秘、というケースも見られるようです。

女性は、男性よりも便秘になりやすい要素があります。
まず、骨盤が男性よりも広いこと。
このため、腸がたるみやすく、便の滞留時間が長くなります。
大腸は水分を吸収しますので、便が硬くなってしまうのです。
加えて、腹筋や横隔膜の筋力が男性よりも弱いことが挙げられます。
その分、便を排出する力も弱いということですから、硬くなった便はたまりやすくなってしまうのです。

便秘といえばニキビがつきものです。
普段はニキビと縁がない人でも、便秘になったとたんポツポツと出てきたりしますよね。
こうしたニキビは、便秘の解消とともに軽減するものなので、その点は対策が取りやすいと言えます。
では、この便秘とニキビにはどのような関係があるのでしょうか?

たまった便は腐敗して、健康に有害なガスを発生させます。
このガスは血液に溶け込んで、体中に運ばれ、さまざまな影響を及ぼします。

また、乳酸菌飲料やヨーグルトのコマーシャルで、「ビフィズス菌が腸まで届く」なんて言っていますよね。
腸内細菌には腸内環境を整える、ビフィズス菌を始めとする善玉菌と、健康によくない悪玉菌があります。
この悪玉菌は、便の中の未消化のタンパク質や脂肪を餌にして増殖します。
善玉菌は皮膚細胞の活性化や新陳代謝を促すビオチンというビタミンの一種を作りだしますが、
悪玉菌はこの生成を阻害してしまうのです。
その結果、皮膚の免疫機能が低下。
皮脂分泌が過剰になったり、アクネ菌の増殖を促進したりして、ニキビのできやすい状態になるというわけ。

便秘も食生活や生活習慣を見直すことである程度改善されます。
でも、適度な運動も必要です。
体を動かすことは冷え性にも効果的。
まずは、簡単なものから取り入れてみてください。

 

そのスキンケア、間違っていませんか?

「ニキビに効く!」といううたい文句の化粧品は数多く販売されています。
対面式だけでなく、最近は通信販売でも手軽に購入できるようになりました。
無料サンプルやミニサイズのトライアルセットも豊富で、中には現品を使ってみて、
合わなければ返金してくれるという会社もあります。
自分にいちばん合うものを見つけたい人にはありがたいことですね。

でも、いくら試してみても、自分の肌質に合った化粧品でなければ、効果は期待できません。
例えば、乾燥肌だと自己診断して、油分を補う化粧品を使用していたら、
実は皮脂量でなく水分が不足しているタイプだったということはよくあります。
このような場合は、水分を補わなくてはなりませんが、それを知らないまま、今度は皮脂を抑える、
あるいは取り去るケアをしてしまうと、ますます乾燥が進んでしまうということになりかねません。

このように、せっかくのケアが無駄にならないように、まずは肌診断を受けてみることをオススメします。
化粧品店や、百貨店のコスメコーナーなどで、たいていは無料で受けることができます。
その際に、その人に合ったケアについてアドバイスをしてくれます。
利用しない手はありません。

ニキビ肌にとって大切なのは、「洗顔と保湿」です。
しかし、ニキビだからといって、やみくもに皮脂を除去したり洗顔の回数を増やせばいいというわけではありません。
汚れを落とそうとゴシゴシ洗ったり、冷水や温水で洗ったりするのは逆効果です。
確かに清潔にすることは必要ですが、ニキビ肌は健康な状態に比べて刺激に弱くなっています。
「ぬるま湯で、優しく洗う」が基本です。

また、そのあとの保湿も重要です。
セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分の入った化粧水や美容液を使って、水分をしっかりと補いましょう。
このとき、コットンでパタパタ叩いて化粧水を浸透させようとしてもあまり意味はありません。
できれば手のひらで、少量ずつ、化粧水で層をつくるような気持ちで「入れ込む」のがいいでしょう。
そして、最後に乳液やクリームでフタをします。
油分はなるべく避けたいと思うかもしれませんが、ニキビ用のものを使って、水分の蒸発を防ぎましょう。